うおうおブログ

おさかなさんが書いています。

思い出の手料理

妻が作ってくれたポテトサラダを食べながら、生前の祖父について思い出していた。祖父の作るポテトサラダには、リンゴやレーズン、バナナなんかも入っていることがあり、やけにフルーティだったことを覚えている。もちろん美味しかったけど、なにより独創的であったことから、強く印象に残っている。

 

「私の手料理の中で一番印象深いというか、真っ先に思い出す料理はなに?」と聞かれて考えたけど、コレという料理が定まらない。どの料理も”妻の味”であるし、自分の好みである為、甲乙がつけられない。でも、強いて言うなら味噌汁なのかなぁと思った。家庭の味を感じられるのは味噌汁が一番だと思うし、現に旅行先などから家に帰りついたあとに一番食べたくなるのは妻の味噌汁なのである。

 

逆に、自分が先に旅立ってしまったら、妻は何を真っ先に思い出してくれるだろうか。焼きそばか、チャーハンか、餃子か、ハンドドリップするコーヒーか。

 

何にせよ、”たくさんあって選ぶのは困るなあ”と言ってもらえるようにレパートリーを増やしていきたいし、”これだけは負けない味”を追求していきたいと思った。